本日の授業は、自律神経とホルモンと免疫の基礎知識を学びました。
【本日の授業(座学)】
【自律神経】
自律神経は内臓のはらたきを制御しているのですが、自分で意識的にコントロールすることができません。
“勝手にうごく”という特徴があります。
「交感神経」は、危険を察知したり、ストレスを感じたりしたときにはたらき、体を“戦闘モード”に近づけます。
逆に危険やストレスがなくなり、リラックスできる状況になると、「副交感神経」がはたらき、体を“休憩モード”に近づけるといえます。
まったく逆のはたらきをする神経が身体の中に備わっており、自動的に切り替わるというのは、なんとも不思議ですが、素晴らしい“仕組み”です。
問題はこの切り替えのタイミングやバランスが適切な状態に維持できているのかということだと思います。
【ホルモン】
からだの様々な場所で作られ、全身に影響を与える物質の総称です。
イメージとしては“薬”みたいなものでしょうか。
それが体内で作られ、必要な器官に届けられ作用しているのですから、素晴らしい“仕組み”であります。
これもホルモンの内容や量が適切かどうかで大きく影響します。
【免疫】
一言で言うと、体を外敵から守る“仕組み”でしょうか。
普段、私たちの周りには、目に見えませんが、様々な菌やウィルスが存在します。
人が元気に生きていけるのは、免疫力のおかげだといえます。
自己免疫力は素晴らしいものなのですが、現在社会では多くの方が低下しているように感じます。
原因は様々ですが、乱れた生活習慣であったり、ストレスなどが大きな要因と考えられます。
自律神経・ホルモン・免疫など、
人間の体の“仕組み”は人間が本来持っている素晴らしいものです。
しかしながら、非常に繊細で微妙なバランスで成り立っています。
“繊細がゆえに壊れやすい”という言葉が浮かびました。
“繊細で壊れやすい”ものに対して、セラピストはアプローチするわけですから、施術者の力量が問われます。
1日も早く実力をつけ、人間力をつけ、クライアント様に安心してご相談いただける存在にならなければなりません。
毎日毎日が反省ですが、日々1ミリずつでも成長するべく精進致します。
本日もありがとうございました。