13-09:経営の落とし穴(禁句編)

整体院を成功させるまでには、失敗に誘うさまざまな落とし穴があります。
よくある実例に基づいた失敗をご紹介いたしますので、転ばぬ先の杖としてご活用いただければと思います。
こちらでは患者に言ってはいけない言葉についてお話しさせていただきます。


×他院を否定する言葉

見過ごされがちですが、非常に大事な落とし穴について説明します。
治療家としての力量が向上しさまざまな症状にうまく対応できるようになってくると、自分の力を過信しがちになってきます。そしてこの過信によって、ほかの治療院や病院を否定するような言葉を口にしてしまいがちです。
たとえば、患者が他の治療院や病院で治らなかったことを話した際に口をついて出てしまう次のような言葉です。
×「あそこは腕が悪いからダメですね」
×「あそこは評判が悪いですよ」
×「医者は何もわかってないんですよ」
自分に自信が出てくるとこういう言葉をつい言ってしまいそうになりますが、他の治療院や病院を否定するような言葉は使ってはいけません。
たしかに患者の言葉に同調すれば、場が盛り上がり、共有意識が芽生えて心地よい感じになります。しかし時間が経って冷静になれば
「あの先生は人の悪口をいうんだな」
「陰で何をいうかわからない人だから信用できない」
など、患者に悪い印象を与えてしまう場合が往々にしてあるのです。
世の中において自己の行いは鏡の反射作用のようになっているという考え方があります。つまり、自分のしたことは必ず自分自身に跳ね返ってくるという考え方です。これを当てはめてみると、他の治療院や病院を否定するようなことを言っていると、いつかは自院を大きく否定されるような事態に陥るかもしれません。
ですから、何があっても他の悪口を言わないこと。どんなに悪い評判の治療院であっても、つぶれずに経営が成り立っているのであれば、必ずそこで症状が改善した人がいるものです。軽はずみに他院を否定するのはやめるべきです。

×患者を脅す言葉

整体院は多くの患者に来院してもらうことで収益を上げていくビジネスです。
多くの患者を集める方法は、患者を早く健康を取り戻してもらい、定期通院や紹介を獲得することです。誠心誠意、患者第一に対応することで、経営を成功させるのです。
しかし、実際にはよくない方法を用いるケースも存在します。
それは、患者の不安をあおり自院につなぎとめようとするやり方です。
×「この症状は放っておけば歩けなくなりますよ。1年間は毎日通ってください」
×「私の治療をやめたら最初より悪くなってしまいますよ」
×「週に一度は施術を受け続けないと大きな病気になりますよ」
このような脅し文句で”施術をやめる=症状が悪化する”という怖いイメージを患者に植え付け、通わざるを得ない状況を作り出すのはいけません。
このような脅し文句はある意味恐喝ですから、絶対に行うべきではありません。
患者から十分な信頼を獲得できる状態に成長させることが最重要です。だれも不幸にすることなく経営を成功させていただければと思います。

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