開業時にあたっては、開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を税務署に提出しますが、無届でも確定申告をおこなっていれば問題ありません。ここでは、整体院を実際に経営する際、患者やお金を管理するための書類についてご紹介しましょう。
問診票
患者がはじめて来院した際に書いてもらう問診票が必要です。
氏名、年齢、住所、連絡先、体の状態、来院動機など、必要な情報が得られるものを準備しておきましょう。
来院管理表
患者の来院数を管理することは非常に大切です。今日は何人の来院があったのか、先月はどうだったのか。できるだけわかりやすいものを準備しておきましょう。
売上、経費の管理表
月々の売上、経費を管理することは経営状態を把握するためにも必要です。これらは確定申告のデータとしても使いますので、必ず準備しておきましょう。
整骨院で保険診療をおこなう場合は、上記の他にも、保険請求に関する書類を準備しなくてはなりません。これらに関しては、保険請求を統括している協会がありますので、問い合わせるといいでしょう。保険請求は個人でおこなうこともできますが、手続きが煩雑であるため協会に入会するのが一般的になっています。