”施術家自身が施術効果を体感しておくこと”は、最短で成功するために必要な条件の一つといえるでしょう。
・施術に自信を持てる。
・施術について研究したくなり、予備知識が豊富になる。
・言葉に情熱が乗る。
などのよい影響をもたらし、成功に必要なエネルギーとなるからです。
実際に、整体業界には身体の不調を代替療法で回復した経験を持つ人がいます。
たとえば、施術を受け不調を回復した経緯があり、その効果と感動を他の人にも味わってほしいと考え、整体業界に飛び込んできた人。そのように実体験として施術効果を信じきることができる人は、患者を持つようになると熱量を持って提案し、自信に溢れた施術を提供します。それが患者の心をつかみ、大きな効果を出す場合が少なくありません。
一方で、そのような経験を持たない人も大勢います。
その場合、同じクオリティの施術を提供しても、効果がうまく出ない可能性があります。それでも時間をかけ患者に喜んでもらえる経験を積むなかで、次第に自信をつけ、思いも乗り、効果も高く安定してくるものです。ただ、短期間で成功を手にする点で考えると、早い段階で効果を実際に体感しておくことをおすすめします。
ですが、これには一つ壁があります。
健康な時に施術を受けても効果を実感できない場合が、往々にしてあるのです。
そのような時は色々なセミナーに参加するというのも一つの方法です。
私自身も施術の効果を実際に体感してみたいと考え、腕の立つ施術家のもとへ積極的に教えを乞いにいったり、自分の技術と近い施術家のセミナーに参加したりしていました。そして、海外から来日した施術家のセミナーに参加した際の体験が、成功へのはずみをつけたと感じています。
その日は、運よく施術家の指名により施術を受けさせていただくことができました。「レバー(肝臓)」という単語を強調されています。肝臓が不調だという自覚はありませんでしたが、施術後、二日酔いや酔うこと自体もなくなり、体質の変化に気づいた瞬間、大きな衝撃を受けました。
この経験によって「代替療法という外部の刺激で確かに内臓の働きまでが変化する。これは本物の技術だ。」と身をもって知ることができたのです。
このように、どこかの過程で技術が本物だと体感しておくと、自信を持つことができます。なぜ効果が出るのかを知りたくなり、それを伝えたくなります。その言葉にも熱量が出ます。
施術家自身が効果を体感する経験は、短期間で成功するためのエネルギーとなるでしょう。