家電や日用品などを購入する場合、情報源の少ない時代は売り主発信型の広告の影響が大きかったのですが、近ごろはインターネットやSNSの普及により
「実際に使ってみてどうたった」
という”利用者の声”が想像を超える集客効果をもたらす場合があります。
特に整体のような形の見えない「効果」を商品にする際は、手に取って性能を確かめられないため”利用者の声”を参考にして判断する風潮があります。
こちらでは”利用者の声”をそのまま伝えるツールを紹介いたしますので、ご参考になさってください。
①体験談
体験談や症例をホームページに公開する方法は、かねてより効果的な集客方法でした。
こんな症状がこういうふうに改善したという情報を多く集め、ホームページ上で公開すれば、同じような症状で悩んでいる人に強く響きます。実際「ホームページに私と同じ症例が載っていたので連絡してみました」という電話がよくかかってくるので、大きな効果を発揮しているとわかります。
ただ、最近はサクラやヤラセがあると思われ、信用度が下がりつつあります。
②モニター
患者にモニターとして無料(あるいは格安)で通っていただき、正直な感想をモニターブログやモニターの声としてそのまま発信していく方法も有効です。
自分と同じ症状の患者がどのような経過をたどるのか。見ている人は非常に興味をそそられます。具体的な症状や患者の感動、院長の人柄などもリアルに伝わってきます。ホームページの中でもモニターブログは人気のコンテンツです。
モニターの症状にしっかり効果を出すことができれば、自然によい感想を得られるでしょう。施術内容や効果などを第三者の口から定期的に発信してもらえれば、説得力が生まれ、迷っている人の背中を後押しできるでしょう。
③グーグルマップ・エキテンなどでの評価
行きたい場所を地図検索すると、グーグルマップ上に表示され、施設名の下に★の数が現れます。その★の数は、クチコミ評価であり、万人の目に触れることになります。
さらに、記載されているレビューも誰でも読むことができ、幅広く拡散されていきます。
過去の体験によるレビュー情報は非常にリアルです。
症状はどれくらい改善したのか。どのようなイメージを持ったのか。
良い評価は集客にとても役立ちます。悪い評価は参考になり、要望にはアイディアがつまっています。
どのような意見にも真摯な態度で丁寧に返信することで、院長の誠実さがあらわれます。レビューを書いた患者本人、さらにそれを見た第三者にも好印象を与えることができるでしょう。
(誹謗中傷などについては「違反コンテンツ」として通報し削除申請することが可能です。)
情報があふれている今、自ら広告を打ち自院を喧伝しても多くの人はそれを鵜吞みにはしません。症状や代替療法への不安を打ち消すため、第三者からの情報を集め分析して納得感を得られた時、来院を決意するのです。
このように”利用者の声”をうまく味方につければ、患者が主体的に情報を拡散してくれるので、コストを抑えながら大きな集客効果を得られる確率が上がります。