経営の落とし穴

整体院経営の落とし穴~開業編

整体院を成功させるまでには、失敗に誘うさまざまな落とし穴があります。
よくある実例に基づいた失敗をご紹介いたしますので、転ばぬ先の杖としてご活用いただければと思います。
こちらでは開業の落とし穴についてお話しさせていただきます。

独立開業を甘く見ている

私自身もそうでしたが、独立開業という一大事を甘く考えてしまう場合があります。特にサラリーマンとして組織の一部分の仕事しか経験のない人の場合、経営者としてやるべき仕事の全体像とこなすべき仕事の総量が見えていないために、安易な考えで独立開業を目指してしまいがちです。
整体院経営のような小さな店舗で独立開業するということは、施術だけではなく、お金の管理=経理や集客活動、店舗管理、トラブル処理、先を見据えた投資など、ありとあらゆることを自分で進めていかなければならないのです。これらすべてをこなすのは非常に重労働で責任も重くなります。
独立開業は非常にやりがいのあることですが、生半可なことではありません。雇われている時よりも多くの仕事を要領よく処理できないと成功しないのが自営業です。学び始める最初の第一歩から厳しい気持ちで臨んでいただければと思います。

研修所の居心地がよく、開業のタイミングを逃す

整体院業界に入ったその日から、自分が開業する日をいつも念頭に置いていなければなりません。今、自分が学んでいること、経験していることが、開業後にどう役立つかを考えながら日々を過ごすことが大切です。
しかしながら、時折、こういった気持ちを忘れてしまいそうになることがあります。経験を積むための研修所の居心地がよく、そこで働くことに没頭し、定着してしまうケースです。整体院で働いていると患者やスタッフと良好な関係ができあがり、離れがたくなるのです。あの患者と離れたくない。共に働く仲間と過ごす充実した日々を失いたくない。今のままできるだけ長くここで働いていたい。。という気持ちです。
このようなケースは意外と多いのです。本質を見失ってはいけません。整体業界で一人前の社会人として金銭的にも成功するためには、独立開業して成功するしか道はないのです。研修所での生活がどれだけ楽しかったとしても、時期がくれば必ずそこを出て自分自身の整体院を開業しなければならないのです。
このことを、常に忘れずに過ごしていただきたいと思います。

自己資金ギリギリで整体業界に飛び込む

整体業界に飛び込むとき、余裕のある資金を確保しておくべきでしょう。
たとえば、スクールの費用しか用意しておらず、留年して授業料が払えず退学していく人もいますし、開業後に軌道にのるまで時間がかかり運転資金が底をついて整体院を閉めてしまう人もいます。
予定通り、予想通りに進んでいくとは限らないからです。
できれば、独立開業までを視野に入れ、欲を言えば経営が安定するまで持ちこたえられる自己資金を用意しておくとよいでしょう。

精神状態が悪い時に開業してしまう

独立開業は、できるだけ精神状態のよい時に行うべきです。
精神状態のよい時は、自分にプラスな人や物が集まってくるといわれています。開業では新しい人や物との出会いが重要になってきます。
たとえば自院を開業するためのテナント物件。
精神状態の悪い時(不安感が強く、ワクワクしないとき)には、短い期間でテナントがドンドン替わるような不幸な物件に当たってしまうことが多いようです。風水的に問題がある物件なのかもしれません。
新しい門出は、ワクワクとやる気のみなぎる精神状態のときに行うことをおすすめいたします。

スキル不足で開業してしまう

「足りないスキルは開業してから身につけていこう」
ほとんどの場合、これは失敗します。
なぜなら、スキルが十分でないと、患者を集めることができないからです。その焦りが患者に伝わるとさらに評判を落とし、患者を遠ざけてしまいます。そのまま廃業になるケースが非常に多いのです。
脱サラ・転職組で家族持ちの方は、焦って中途半端なスキルで開業し、失敗するケースが多いようです。開業前にしっかりとスキルを習得して万全な状態で開業するほうが、結果的に早く成功することができるのです。
「急がば回れ」と考えてください。見切り発車しないように注意しましょう。

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